胃薬の正しい飲み方の豆知識
胃薬を飲む前に種類を確認する
市販されている胃薬には、大きく分けて二種類あります。
- 消化剤
- 中和剤
胃の消化作用をたすけるもの
胃酸過多に効くもの
この二種類の、症状に合わせて飲みわけないと、
かえって逆効果を生んでしまうことになります。
その使い方を知るためには、胃液の働きを知る必要があります。
胃液には、食べ物を消化する働きと、胃そのものを溶かさないように守る、という
2つの作用があります。
健康な胃であれば、この働きのバランスが上手くとれているじょうたいです。
食べ過ぎは、消化剤の胃薬
これは、常識ですね。
食べ物の消化、分解を助けてあげることが大切です。
それでも、胃が食べ物の消化ばかりにはげんでしまうと、胃を守るほうの働きが弱くなってしまいます。
これが、胃酸過多の症状です。
この時に、「消化剤」の胃薬を飲んでしまうと、消化作用がますます進んで、
胃を守る作用が衰えてしまいます。
最終的には、胃そのものを溶かしてしまい、胃潰瘍の原因にもなりかねません。
胃酸過多には、「中和剤」の胃薬を飲んで、消化作用を抑えるのが、正しい胃薬の飲み方です。
逆に、胃液の分泌の少ない人が、中和剤を飲むと、胃を守る働きばかりが強くなってしまいます。
そして、消化不良を起こしてしまいます。
市販の胃薬には、「消化剤」にも「中和剤」にも効くという薬が出まわっています。
豆知識として、胃薬を飲む前に、一度確認してから服用されたほうがいいですよ。
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