フグの毒にあたった人の救出方法

フグの毒にあたった人の救出方法は人工呼吸

フグの毒は、トリカブトなんてものの比ではないくらいです。
「キタ〜」とおもったら、口の周りがピクピクしだして、たちまち耐えられない吐き気が襲ってきます。
そして、手足の激しいけいれんの後に、呼吸がピタリ、と止まってしまう・・・

まさに、待ったなしなのです。
それほどにフグの毒は即効性が強いのです。

しかし、フグの毒にあたっても生き残れる方法がないわけでもないのです。
なぜなら、呼吸が停止しても、心臓の動きはすぐにストップしないからです。

フグにあたった人は、いわば仮死状態になっているのです。
溺れた時と少し似たような所があるというかんじでしょうか。

だから、人工呼吸を執拗に繰り返すことで、命が助かることもありうるのです。
フグの毒にあたったら、すぐに救急車を呼んで、必死に人工呼吸を行いましょう。
これしか、助ける道はありません。

また、フグの毒にも強いものと弱いものとがあります。
手足がピクピクするようになってもなんとか8時間持ちこたえれば、一命はとりとめる、
と言われています。