ピストルの弾数

ピストルの弾数は一発少ない

西部劇の決闘シーンで、よくこんなシーンがあります。
相手がめったやたらにピストルを撃つけどハズレまくり。
すると、主人公が、
「フッフッフ、もうおまえのピストルには弾が残っていないはずだ」
といってあらわれて、相手をズドン----

主人公は相手の打った弾数をきちんと数えていたというわけです。
それなら、このとき相手が持っていたピストルが六発入りのものだったら、
彼は、何発発射したのでしょうか。

通常は、六発に決まっている、と言うはずです。
しかし、それは、間違いです。
相手が本物のガンマンならば、五発が正解です。

その理由は、もしピストルの弾数、六発全て弾を込めていたら、ガン・ベルトに下げているピストルが暴発したとき、自分の足を打ってしまいかねないからです。

だから、最初の一発目には弾をこめないのがプロなんです。
これは、アメリカの警察官にとっても常識になっています。

それだけピストルというのは、暴発しやすいというわけですが、
日本のおまわりさん、よくピストルなくしていますけど・・・・
大丈夫ですよね。