拾ったお金

拾ったお金は届けます

拾ったお金を交番に届ける。
たったこれだけのことでも、方法を間違えると、もらえるものがもらえなかったりするから
要注意です。

道路でお金を拾った場合

道路でお金を拾った場合は、７日以内に交番に拾ったお金を届け出ること。
それ以上たってから、届け出ると、

落とし主から拾った金額の５〜２０%の範囲で
もらえる礼金の権利を失います。
さらに、６ヶ月と１４日たっても落とし主が現れない場合は、
その全額をもらうこともできなくなります。

電車内や駅、お店などでお金を拾った場合

この場合は、２４時間以内に、係員や店員に拾ったお金を届け出ること。
預かった係員は、７日以内に警察に届け出ることになっているのです。

６ヶ月と１４日たっても落とし主が現れないような場合は、
拾い主と管理者で半分ずつわけることになります。

拾ったお金を届け出なかったことが、後日判明した場合

この場合、立派な犯罪になります。
遺失物法の横領罪に問われてしまいます。

そうなると、１年以下の懲役、または2万円以下の罰金、
もしくは科料に処せられてしまいます。

たたが拾い物、されど拾い物です。
横領罪は、自己の占有する他人の物
をとると処せられてしまいますからね。