アメリカ人 ジェスチャー

アメリカ人のジェスチャーは意味がある

外国人の中でも、とくにアメリカ人は会話をするときの身振り手振りが非常に大きいと言われています。
日本人にも芸能人にそのような人がいないわけでもないです。
しかし、アメリカ人のジェスチャーには、決まった意味があることが多いのです。

手の甲をこちらに見せてVサインをしたとき

これは、「やったね」という勝利の意味ではありません。
これは、「君に挑戦する」という意味で、受け取った人としては、受けて立つか、引き下がるかの選択を迫られているわけです。

手の甲を上にして顔の前に出して、手でパクパクと口を閉じたり開けたりするマネをしたとき

これは、「無駄な話をするな」という意味です。
英語では、「ヤッケティ・ヤック」（yack e ty-yak）と言いますが、間違っても「もっとしゃべろ」という意味ではありません。

手を空手チョップのようにノドに当てて、軽くたたいたとき

これは、「もう、あんたにはウンザリだ」という意味です。
つまり、のど元までくるほどいっぱい食べた、というわけです。
英語では、「ディスグスト」(disgust)といいます。

むかし長嶋茂雄が監督時代、バントの構えをしながら、代打を告げたとき、その代打はやパリバントをしたのでした。